2011年12月16日金曜日

@IT自分戦略研究所に記事を書いたよ「第1回 初心者のためのLT作成講座――まずは構成を練る」


第1回 初心者のためのLT作成講座――まずは構成を練る

アットマークITさんにLTの記事を書きました。
「闇アジャイラー」ネタひっぱってすみません。本当にすみません。またかよって思いますよね。平身低頭心の底からすみません。

LTワークショップにしても今回の記事にしても、私のもっているプレゼンに関する手の内は基本的にはどんどん晒すつもりです。短期的にみたら私の話が飽きられやすくなって商売上がったりになったりする可能性を高めるわけですが、長期的に見たらこれらの情報を元にプレゼンスキルが向上する人が増えれば、いずれ私達にも良いことがあるのではないかと思うわけです。たとえそれが反面教師であったとしても!

さて、ちょっと考えてみて欲しいのです。みなさん、人にモノゴトを伝えることに自信がありますか? 共通の認識をちゃんと作れていますか? できている顔している人でも立場や年かさに物言わせて「納得はしてませんが、理解はしてます(キリッ」なやりとりをしていることはありませんか?

「納得感をもって過不足なく正しく伝える」は私自身もちゃんとできているわけではありません。しかし、それに拘りを持ち続け、伝える技術を向上させていくことは、ITのスキルを向上させたりマネジメントについて経験を積んだりするあらゆる専門的な技能と比べても遜色ないぐらい大事なことなのです。理解を得られなければどんなに素晴らしいアイデアであっても受け入れてもらえないのです。

どうやったら上手くできるかについては、私もこれだという結論には至っていません。いくつか気をつけていることを列挙すると、


  • つかみはばっちりか
  • ちゃんと一つのはなし
  • 感情の振れ幅を演出しているか
  • どのように理解されるかを考えたか
  • 練習したか


になります。しかしこれらのTIPSですら、人、聞いてくれるお客さんによってどのように扱うかが変わってきます。難しいですね。

私は私自身の経験から得た「伝える技術」を伝えることで、人様のお役に立てれば是幸と思っています。




多分ね。

Effective 情報発信


このブログは4年やって200エントリー書いてトータルビュー数が12,000に届かないぐらい。
Slideshareは2年で25のスライドを公開してビュー数が24,000超。

これだけ見ると、Slideshareの方が圧倒的に効率が良いね。

しかし私の場合、Slideshareにアップするスライドの制作はかなり時間をかけて作っており、最近にいたっては1点数千円の画像も購入していたりするので、あらゆる意味でコストがかかっている。コンテンツもなるべく見てもらえるように工夫しているし、資料性も意識しているので、ある程度は見てもらえるようにはなっているはず。
ブログの方は脳漿だだ漏れみたいなヘロヘロ文章を思いついたときに書いているだけなので負担まったくなし。ただしアウトプットからのインパクトみたいなものもほぼなし。

Twitter のフォロワーは1,100人を超えているけど、TwitterでSlideshareのリンクをつぶやいても、実際にクリックしてスライドを見てくれる人は100人ぐらい(50-500ぐらいの振れ幅がある)。ということはTwitterは90%くらいの人は見ていないのかもしれない。

スピーカーとして人前でしゃべる場合、これはわりとちゃんと聞いてもらえる。前から見ていると80%くらいの人はちゃんと聴いている。しかし1-2割は確実に聞いていない。お客さんをつかめなかった場合は半分くらいは聞いていない。つかみ大事。これはLTであろうと長いセッションであろうと変わらない。

セッション動画はビュー数はかなり少ない。私のセッション動画で最も閲覧されたものは、同じ題材のSlideshareの10分の1もない。そして何故かdisられる率が高いw わらかんでもないけど。

いずれの手段もやらないよりはやる方が良いだろうし、類まれなる文才があればブログのビュー数は笑いがとまらないぐらい上がると思う。

しかし、個人的には、私のマーケティングにおけるプリンシプルは「現地・現人・現物」主義であり、それを定量化するのは無理そう(ていうかやりたくない)だけど、やはり直接、人とやり取りをする方がなんだかんだで言いたいことをちゃんと伝えられる近道なんではないかと思う。だから社内外問わず、コミュニティに参加して人の話を聞いて、自分の考えを伝えるっていうの良いことですよ。





多分ね。